心理師の自己紹介~大学院編⑤~
心と体のカウンセリングオフィスTAROsan(たろさん)です。
見つけたアルバイトは...
小学生の塾講師だった。
5年生と6年生のクラスでそれぞれ社会科を担当した。
大学時代、家庭教師は経験したが塾講師は初めてだった。
もちろん最大の違いは相手が1人か複数かということだ。
集団の持つ雰囲気を感じながら場作りを心がけたものだ。
また、社会科という“暗記科目”とも思われがちな教科を
いかに興味深いと感じてもらえるかということも大きなテーマだった。
思えば高校時代、某大手塾で世界史の選抜クラスという授業を受けていた。
ものすごく難易度が高く、知らないこともばんばん出てくるような授業だった。
そんな授業を受けていたら普通なら嫌になりそうなものだ。
でも嫌にならなかった。むしろ引き込まれていた。楽しかったのだ。
おそらくストーリーを重視してくれていたからだと思う。
点ではなく線の授業だったと私には感じられた。
その時の体験を自分なりに咀嚼し活かしながら授業をした。
もし心理系のアルバイトに執着していたらこれら貴重な体験はなかった。
私は現在、オンラインゼミやワークショップといったグループセッションを手がけているが、あの経験がなければこれらも生まれなかった可能性が高い。
だとすれば、当時の私は講師である以上に生徒だったのかも知れない。
つづく
心理師の自己紹介シリーズについて、
ここから先は不定期でお届けしていきます。
ここまで読んでくれてありがとうございました<(_ _)>